2024度のIC試験~対面キッチンの実例より

2024度のインテリアコーディネーター二次試験では、

対面キッチンの腰壁1100㎜、腰壁から上が1300㎜、天井高さ2400という設定で、

その立断面図を作図する必要がありました。

対面キッチンの対面部には、よくある設定(納まり含む)パターンが

いくつかあります。


下の写真は、当方の実物件です。

キッチン天井高さは2400,ダイニング側はそれより高い天井の設計です。

その天井差があるため、見た目に下がり壁のような部分が生じていますが、

いわゆる下がり壁、ではありません。ですから吊戸棚もありません。


2024年度IC試験の立断面では、キッチンもダイニングも同じ天井高です。

コンロの前は下から上まで壁面。

アンサーとしては、L型の壁ラインを描く必要があります。


なお、この物件では、配膳台を兼ねた造作収納(モザイクタイル貼)を設計提案し、

写真のような施工・竣工に至った経緯がありました。


2024年度は、二級建築士設計製図本試験に引き続き、

良問だなあ~と思えるインテリアコーディネーター二次試験となりました。


照明の演色性や色温度、対面キッチン、配膳類、間仕切りのための収納、

スタッキング、などなど、

当方のオリジナル課題の中で、ビンゴで練習していました。

試験後のフィードバック声を頂き、嬉しい限りです。


人事を尽くして天命を待つ。

合格につながりますように。


NIJIJUKU ~ 建築士とインテリアコーディネーター二次試験対策塾

NIJIJUKU(ニジジュク・二次塾)のHPです。 現在は二級建築士の設計製図試験とインテリアコーディネーター二次試験対策指導です。独学受験や一級建築士学科試験との併願受験、二年目や三年目受験にも最適な講座です。