面積効果


「小さなサンプル面で見ているときよりも、

大きな面(大きな実物)で見たときのほうが、

彩度が、より強まって見える」


これを、面積効果、といいます。

建築士の計画、インテリアコーディネーターや、

色彩検定の試験でも定番内容になります。


下記は、とある店舗のリノベーションで、

奥のほうに、赤いビニルクロスを

貼った施工時のものです。


彩度の強い赤は、思ったイメージより明るい印象になりやすいため、

カタログの小さなサンプル面材を肉眼で見たあとで、

何種類もの赤のサンプル(A4程度)を用意し、

更に、大きな面になることを想定しながら(※)、

彩度を抑えたものを選ぶことが大切です。


サンプルサイズには限界がありますので、

※印のように「最終面を想定しながら」しか手法がありません。

ここが色合わせのポイントのひとつでもあります。


イメージ想像する時のポイントは他にもあるのですが、

今回は、面積効果のみご紹介。

NIJIJUKU ~ 建築士とインテリアコーディネーター二次試験対策塾

NIJIJUKU(ニジジュク・二次塾)のHPです。 現在は二級建築士の設計製図試験とインテリアコーディネーター二次試験対策指導です。独学受験や一級建築士学科試験との併願受験、二年目や三年目受験にも最適な講座です。