スキップの魔物


一級建築士の製図試験は昨日終了しましたが、

今年の二級建築士設計製図試験よりはノーマルだった様子。

また、

昨年の一級建築士の製図試験よりもノーマルだった様子。


試験制度が変わって数年。

「スキップ制度」を使用した受験生も、

周囲にちらほら、いらっしゃいます。


最近、

結果的に、スキップして正解だった、という声と、

スキップしないで今年受けた方が良かったかも?という声が、

案外生じてしまっている・・・ようです。


どんな年の製図課題でも、合格率は「概ね一定」のパーセンテージです。

(多少の推移はあります)

どんな難易度でも解けるように学習することが最もベストです。


難易度が高い試験の時は、不合格要因が分かりやすい傾向にあります。

逆に、

難易度がノーマルの時は、不合格要因が分かりにくい傾向にあります。


スキップ制度を使って良かったかどうか?は、結果論であり、

あらかじめ「受験者が相場を読んで決めよう」とするのは難しい事です、

もしかしたら、月日のロスにもなりかねません。


相場を読むのは、講師側や学校側に任せて、

受験者の方々は、

自分のライフスタイル(育児がある、介護がある、仕事がある・・・)

などを基準に、スキップするか否かを決めるのが望ましいと思います。

それが本来創設された、スキップ制度です。


NIJIJUKU ~ 建築士とインテリアコーディネーター二次試験対策塾

NIJIJUKU(ニジジュク・二次塾)のHPです。 現在は二級建築士の設計製図試験とインテリアコーディネーター二次試験対策指導です。独学受験や一級建築士学科試験との併願受験、二年目や三年目受験にも最適な講座です。